LPガスと都市ガス【主成分・発熱量編】

LPガスと都市ガスのにはいくつか違いがある。
まず挙げられるのが、【 主成分 】と【 発熱量 】だ。

LPガス都市ガス
プロパン、ブタンメタン
液化石油ガス液化天然ガス
24,000kcal/㎥10,750kcal/㎥

ガスの主成分が違う=発熱量も違ってくる。
同じ1㎥を使用すると、LPガスは都市ガスの2.23倍も熱量が高い。

1㎥あたりの熱量が違うと調理やお湯を沸かす際に必要なガス量が変わってくる。
都市ガスの場合は、LPガスと比較して同じだけのお湯を沸かすのに
単純計算で2.23倍の使用量がかかることになる。

そのため、中華料理店など強い火力を必要とするレストランでは、
都市ガスを選べる場所であってもLPガスを選ぶところも少なくありません。

次回は【 供給方法と供給エリア編 】