来週から9月!9月は「防災月間」!

アウトドアが防災になる?LPガスで楽しむ「防災キャンプ」

9月は防災月間。もしものときに備えるって、なんだか堅苦しいと感じていませんか?実は、趣味の延長で楽しく防災力を高める方法があります。それが、LPガスを上手に活用する「防災キャンプ」です。

なぜLPガス?災害時の強みをおさらい!

まずは、LPガスがなぜ災害に強いのか、簡単におさらいしましょう。

LPガスは各家庭に設置されたボンベから供給される「分散型エネルギー」です。そのため、地震などで広域なインフラが被害を受けても、個別の家庭への供給が停止しにくいという強みがあります。また、損傷箇所を特定して個別に点検・復旧できるため、大規模な被害後でも比較的早く使えるようになることが多いんです。

いざというとき、LPガスが使えると調理や暖房、お湯を沸かすことまで、生活に必要なことがたくさんできるようになります。

キャンプ用品がそのまま「防災グッズ」に!

最近のキャンプブームで、ポータブルなガス器具を持っている方も多いのではないでしょうか。実は、これらのアイテムが災害時に大活躍します。

  • カセットコンロ:停電時の調理器具として、温かい食事を作るのに役立ちます。
  • ガスランタン:停電時の心強い明かりに。LEDランタンと違い、ガス缶さえあれば長時間の使用が可能です。
  • ポータブルガスストーブ:避難時の暖房器具として、体を温めるのに重宝します。

これらのキャンプ用品を「防災グッズ」として日頃から管理しておくことで、非常時にも慌てず対応できますね。

防災キャンプをやってみよう!

実際にアウトドアでガス器具を使ってみることは、最高の防災訓練になります。週末にでも、以下のことに挑戦してみませんか?

  1. ガスコンロで温かい食事を作る:レトルト食品やフリーズドライ食品を温めてみましょう。いざというとき、どのくらいの時間で調理できるか、ガス缶がどれくらい持つかなど、実践的な感覚がつかめます。
  2. ガスランタンだけで夜を過ごす:スマホの明かりに頼らず、ランタンだけで過ごしてみましょう。夜間の明るさがどのくらいか、またランロクとして使えるかなど、災害時の雰囲気を体験できます。

これらの経験を通じて、LPガス器具の扱いに慣れておけば、万が一のときでもスムーズに行動できます。

備えあれば憂いなし!安全に利用するための注意点

LPガス器具を安全に使うために、以下の点を忘れないようにしましょう。

  • 換気:ガス器具は必ず換気をしながら使いましょう。室内で使う場合は、窓を開けるなどして新鮮な空気を取り入れてください。
  • ガスボンベの保管:直射日光の当たる場所や高温になる場所にガスボンベを置かないようにしましょう。

アウトドアでの楽しい経験が、いざという時の備えになる。LPガスを上手に活用して、この防災月間に「防災キャンプ」に挑戦してみてはいかがでしょうか。