LPガスと都市ガス【供給方法と供給エリア編】

今回は供給方法と供給エリアの違いについてお伝えします。

LPガスはガスボンベ又はバルクローリに詰められたものを、
専門販売業者の手で各契約者の家までされます。
都市ガスは地下の導管を通じて供給される仕組みです。

供給方法が違うことによって、供給エリアにも違いが生まれます。

都市ガスの供給にはガスの導管が必要となります。
仮に今まで都市ガスの導管が無い場所に導管を設置するにはコストがかかり、
採算の合わない地域では都市ガスを通すことが難しいです。
そのため自然と都市ガスのエリアは、人口がある程度密集している都市部が主な供給エリアとなります。

対して、LPガスはボンベもしくはバルクと設備があれば供給が可能です。
地方の市町村などの主な熱源として主流になっております。

LPガス都市ガス
個別のボンベ/バルクで供給地中の導管から供給
配送が可能ならどこでも人口が密集している都市部


中には地震などの災害時に強いという側面から都市ガス供給可能エリアであっても
あえてLPガスを選ばれる方もいます。

次回は【 ガス機器編 】